阪神の守護神呉昇桓投手(32)が今日10日の広島戦で今年初の実戦登板する。シーズン同様、9回に登板する予定。「いつもと同じ気持ちで入ります。何ゲームかまだ投げるので、それごとに1つ1つ、確認したいことを確認しながら投げる」と開幕へのステップを確実に刻む計算をしている。

 確認する要素の1つは、落差が増した15年型ツーシームだ。オフから新兵器として改良を進めてきた。キャンプ中には2月18日の打撃投手で味方相手に試投した。「オープン戦なので多めに投げてみて、打者がどういう反応をするのか確認したい」と、実戦の中でさらに磨きをかけていく。

 全幅の信頼を寄せられた2年目の今季、ブルペン入りなど調整はマイペースで進めてきた。中西投手コーチは「(連投は)ないな」と明言し、27日のシーズン開幕まで連投なし、3~4試合の登板で仕上げる方針だ。満を持しての初登場。絶対的守護神にとっては重要な1ステップとなる。