ソフトバンク工藤公康監督(51)が初めて指揮を執ったオープン戦で12球団1位となり、シーズンへ弾みをつけた。最終戦の広島戦は9回2死満塁から拓也が捕逸しサヨナラ負け。2位のDeNAも西武に敗れたため、勝率で上回った。

 17試合で11勝5敗1分け。チーム防御率は1・84。12球団で唯一の1点台をマークした。工藤監督は「よく先発も投げてくれたし、リリーフも頑張ってくれた」と投手陣を褒めた。

 ハイレベルな開幕1軍争いを仕掛けながら、イニングごとにベンチで投手と捕手に配球面を確認させた。投手出身らしい指導も好結果につながった。

 自慢の強力打線は柳田、松田らの調子が上がっていないが「この打線は点を取ってくれる。(今が不振でも)僕の中ではたいしたことはない。非常にいいオープン戦でした」と心配していない。昨季の秋山前監督もオープン戦1位でシーズンを迎え、日本一になった。連覇へ向け吉兆の前哨戦になった。

 ▼工藤新監督のソフトバンクが昨年に続いてオープン戦を1位で終了。オープン戦の2年連続1位は06~08年西武以来で、新人監督の1位は09年秋山監督(ソフトバンク)以来だ。昨年は公式戦も優勝。オープン戦→公式戦→オープン戦の「3連続V」は65、66年巨人以来、49年ぶり。巨人は65、66年ともにオープン戦1位で公式戦優勝の「4連続V」だったが、ソフトバンクはどうか。