ヤクルトが今季最長の7連敗を喫し、わずか11試合で首位から最下位に転落した。先発成瀬が崩れた。プレーボールから4球目で、阪神西岡に先頭打者本塁打を許した。さらに同点の5回。今度は鶴岡にバックスクリーン右へ勝ち越し弾を浴び、6回無死満塁のピンチを招いて降板した。
とにかく投打がかみ合わない。打線は成瀬を援護できず、2回畠山のソロの1点のみ。真中満監督(44)は「前半荒れ気味だった藤浪を立ち直らせてしまった。当たり前のことだけど、先発投手が粘る、野手が早めに援護する、というのを考えないと」と“当たり前”ができない現状を嘆いた。
5月に入ってから2勝8敗。負けが込み始めた4月26日からは14戦2勝12敗と黒星続きだ。同30日、首位陥落の日と同じ阪神相手に、急降下で最下位が決まった。2戦連続本塁打で、リーグトップの9号と奮闘した畠山は「すぐには変わらないと思いますけど、明日もゲームはある。勝とうと思ってやるだけです」と暗雲を振り払った。
休むことなく、巨人との3連戦が待ち受ける。今季の対戦成績は3勝3敗の五分。真中監督は「心配すんな。まだまだこれから」と明るく振る舞った。オフに振り返った時、浮上の転機だったと思えるきっかけの白星を、そろそろつかみ取りたい。【鎌田良美】



