京セラドーム大阪の悪夢が再現されてしまった。中日は開幕戦に続いて阪神に3タテを食らった。同ドームでの阪神戦は昨年から11連敗。昨年の8月も京セラでの3連敗からどん底に転げ落ちた。苦い記憶が呼び覚まされるショッキングな3日間になった。阪神戦は7勝13敗で5試合を残して今季負け越しが決まった。
また大野で勝てなかった。だが7回1失点の左腕に非はない。2回に先制点を失ったが、7回無死満塁を抑えるなど、粘りに粘った。2桁勝利への挑戦は5試合足踏みしているが「(自身)4連敗中はチームが勝てる投球じゃなかった。今日は状況を見ながら投げられた。何とかチームに勝ちをつけられる投球をしたい」と復調気配を自ら口にした。
問題は8回だ。2番手の又吉が2死から狩野にど真ん中のスライダーを決勝ソロとされた。ショックを引きずり、痛恨の2点を追加された。開幕戦も8回に又吉が3点差を追いつかれ、サヨナラ負けしていた。
シーズンを通してセットアッパーとしての成長を信じ、我慢の起用を続けてきた谷繁元信兼任監督(44)は「失敗は失敗として若い選手たちはそれを生かしてほしい」と繰り返される負けパターンに不満を隠さなかった。
又吉は今季の阪神戦8試合で0勝3敗、防御率8・68。阪神戦13敗のうち、リリーフに黒星がついたのは7試合。先発が頑張っても、打てない。接戦に持ち込んでもブルペンが耐えられない。開幕時に生じた課題は、105試合を経ても解消されていない。借金17は最後に最下位になった97年以来だ。【柏原誠】



