どこにもぶつけようのない悔しさ。阪神ランディ・メッセンジャー投手(34)は歯ぎしりをしながらマウンドで押し殺していた。6回6安打4失点。味方のミスと1発に沈み6年目で自己ワースト、今季両リーグワースト12敗目を喫した。
「先頭に死球、2ストライクから安打、あの辺りは自分が反省するべきところでした。その後はあのようなことが起こりましたけど、アンラッキーでした」
2回にマートンの失策も絡み2失点。3回から5回を1安打で抑えながら、6回に先頭坂本を四球で歩かせ阿部に2ランを浴びた。前日の藤浪と同様、高め速球を右翼席に運ばれた。8月7日DeNA戦以来、6試合ぶりの被弾。この回でマウンドを降りた。
1回を3者凡退に抑え、助っ人としてはセ・リーグ史上3人目、球団としてもバッキー以来史上2人目となる1000投球回を達成。「素直にうれしいです。自分の仕事が出来た1つの証拠だと思うので」と話したが、笑顔はなかった。次回は中7日で18日DeNA戦(横浜)に登板予定。12連戦の初戦で、足踏みした5年連続の2桁勝利を決めてみせる。【梶本長之】



