力勝負に負けた。ヤクルト小川泰弘投手(25)は6回、2死満塁のピンチを招いた。打席には代打小笠原。カウント2-1。相手が打ちに来る可能性の高いカウントになった。真ん中低め143キロの速球で勝負にいった。一、二塁間へはじき返された。「調子自体は悪くなかったけど、勝負どころで踏ん張れなかった」と振り返った。
わずかな制球力の差が失点につながった。3回の大島の適時二塁打は、その前に投手のネイラーにスリーバントを決められたのが響いた。カウント0-2と追い込みながら、スライダーが外角高めに浮き、ファウルにさせられなかった。「点の取られ方が良くなかったです」と悔やんだ。
とはいえ、次につながるヒントも得た。「カーブを消してしまったことで手詰まり感が出てしまった。そういうところを考えたい。あとは左打者の外に逃げていくフォークを、しっかりベースの上に落とせるようにしたい」。敗戦後、すぐに次の登板に向けて動きだした。【竹内智信】




