ソフトバンクの守護神デニス・サファテ投手(34)が、今季初黒星を喫した。9回、日本ハム・レアードに逆転サヨナラ2ランを許した。チームは勝てば球団通算5000勝、そして福岡移転後の年間最多勝利に並ぶシーズン89勝目だったが、今季初の逆転サヨナラ負けでお預け。自身も、パ・リーグ新記録となり、クルーンの持つ外国人投手年間最多セーブ数でもある41セーブに並ぶチャンスだったが、記録達成はならなかった。
1点リードの9回。先頭近藤を四球で歩かせ、レアードへの真ん中低めに甘く入った初球カーブを仕留められた。「失投ではあるが、その前の打者を歩かせたのが良くない。1点差で回の先頭打者だったし。レアードはホームランバッターで失投を見逃さなかった」。6月7日巨人戦以来、今季4本目の被弾。14年7月5日楽天戦以来、登板93試合ぶりの黒星となった。
リーグ屈指の防御率1・15を誇る右腕だが、日本ハム戦の対戦防御率は2・70。それでも、守護神への信頼が揺るぐはずもない。工藤監督は「今までやってきたことがある。60試合を超えているのは彼だけ。休ませたいが、本人の記録もあるから、投げさせている。今日のことはきれいサッパリ忘れて、明日からやってくれたら」と、明るい表情で水に流した。
サファテも「調子は悪いわけじゃないが、最近四球を出している。明日、投げられたら、きっちりとやり返して、立て直したい」と、リベンジを誓った。頼れる守護神はCSでもライバルの前に立ちはだかるべく、マウンドで再び牙をむく。【福岡吉央】



