ソフトバンク松中信彦内野手(41)が今日28日からのヤフオクドーム4連戦で、19年連続安打となる今季初安打を目指す。この日のロッテ戦は7番DHで2年ぶりとなるスタメン出場を果たしたが、3打数無安打。チームも敗れ、ホーム&ビジターで全5球団に勝ち越す、リーグ史上初の「完全制圧」は逃した。
試合前から盛り上げた。13年4月6日の日本ハム戦以来のスタメンが場内で発表されると観客席がどよめいた。見せ場は2点を追う5回無死一、二塁の第2打席だった。大嶺祐の落ちる球に空振り三振。「ヒットがほしかった。フルカウントになって、もうひと越えでした」と悔しがった。それでも、工藤公康監督(52)には必死さが伝わった。「しっかりボールについていければ長打が出ると思う。打席の中の姿勢を大事にしてあげたい」と評価。本拠地に戻る今日28日以降も「チャンスがあれば使っていきたい」と起用を示唆した。
41歳も充実感を漂わせる。「関東のファンの方も喜んでくれてありがたかった。悔いのないよう、この後は福岡のファンの方にも喜んでもらえるように、残り何打席になるか分からないですが頑張ります」。打席に立てば大歓声に包まれる。ファンへの恩返し、そして球団から一任されている自身の進退について結論を出すためにも、愛着のある地元で結果を残す。【福岡吉央】



