ソフトバンク川島慶三内野手(32)が古巣ヤクルトから3点目のタイムリーを放った。4回2死一、二塁のチャンスで中前適時打。ヤクルト石川の外角へのシンカーを逆らわずに打ち返した。5番松田から続く6連打。「こういう試合でのヒット、タイムリーは初めてなんで、つなぐことができて本当にうれしい。初戦をとれてよかった」と、声を弾ませた。
日本ハム時代の07年以来、8年ぶりの日本シリーズで、スタメンは初。本職の二塁で先発予定だった。だが、内川の肋骨(ろっこつ)骨折による欠場を受け、急きょ左翼で出場。「驚いたが、戸惑いはなかった。いつもは二塁でも試合前に緊張するのに、なぜか今日はそれがなかった」。左翼での先発は今季7試合だけだったが、動じなかった。
昨年7月にトレードでヤクルトからソフトバンクに移籍。親交のある石川との対戦を心待ちにしていた。CS前には石川から電話をもらい「真剣勝負ができるのが楽しみです。試合に出られるように頑張ります。よろしくお願いします」と話していた。そして先発起用に応える適時打。「石川さんはいつも僕のことを気にかけてくれる方。でも、プレーボールがかかったら敵なので。今日もいい投球をしていたけど、打ててよかった」と、胸をなで下ろした。【福岡吉央】



