阪神金本知憲監督(47)が秋季キャンプ後に掛布雅之2軍監督(60)ら2軍首脳陣を交えて、指導方針に一貫性を持たせるコーチ会議を行う考えを14日、明かした。指揮官は来春キャンプに向けた予定をこう語った。

 「春に向けて、もう1回ミーティングや打ち合わせを重ねて、コイツにはこういう指導を、この選手にはこうやっていこうという、方向性をしっかり、はっきりさせてやっていきたい」

 17日に安芸キャンプを打ち上げても、猛練習で得た貴重な感覚などを無にしてほしくない。課題を継続させるためにも、首脳陣が集合して各選手の課題などを共有していく。特に2軍との連携を密にするつもりだ。

 「そういう時間をたくさん取らないと。掛布さんともね、この選手をどう育てるのか、どういう練習をさせるのか。2軍の打撃コーチや守備コーチ…。藤本とかにも聞いて、何を重視すべきかというのをね」

 その根底にあるのはオフの過ごし方だ。自ら、誰よりもシーズン後の猛練習を課し、たたき上げて一流に達した自負がある。

 「意識改革としてシーズンオフの過ごし方も大事なこと。2カ月丸々ある。野球の試合がないだけで、そこが野球人生を左右する。自分がそうだった。オフこそ、競争ですね」

 12、1月は選手の自主トレに委ねるしかない。間違った方向に進まないよう、手を差し伸べるための「金本&掛布ミーティング」なのだ。細やかにアプローチし、若虎の成長をうながす。【酒井俊作】