真っ赤に燃え、過激に挑んでいく。広島のファン感謝デーが23日、本拠地マツダスタジアムで行われた。昨秋に並ぶ過去最多の3万2500人が来場。来季のキャッチフレーズ「真赤激 Burn it up!」が発表された。緒方孝市監督(46)もマイクを通じてファンにあいさつ。4位に終わった今季からの巻き返しを誓った。

 マイクの前に立ち、緒方監督は声を張り上げた。4位に終わったシーズンの結果について「申し訳ない」と謝罪すると、来季へ向けて声のトーンを上げた。真っ赤に染まったスタンドに時折目をやり、身ぶり手ぶりも交える。スピーチの姿も、16年のキャッチフレーズとして発表された「真赤激 Burn it up!」はぴったりだった。

 「その言葉のごとく、赤く、激しく、真っ赤に刺激的に戦っていきたい。熱い気持ちを持って、刺激のある戦いをしていきたい。リーグ優勝、日本一を目指して戦っていきます」

 集まったファンは昨秋に並ぶ過去最多の3万2500人だった。ファン感謝デーのラストを飾る熱を帯びたスピーチに、大きな拍手で応えた。さらに緒方監督はこの日、監督契約を更新。印鑑を押し「ベンチワークを含めて勉強不足の面があった。反省を踏まえてしっかり戦っていきたい」と逆襲の2年目へ気合を入れた。

 選手もファンも熱く、一体となった。一番の歓声を浴びたのは8年ぶりに復帰し、マツダスタジアムでは初めてのファン感謝デーとなる新井。ベンチに姿を現しただけで悲鳴が起き、ホームベース付近で行われていたトークショーが一時中断するほどだった。自由の女神の絵を描くなど企画も楽しみ、「最高です」と笑顔だった。

 4位に終わった悔しさを忘れず、赤く、激しく、過激な戦いをみせる。若手主体の秋季キャンプでは、連日、日が暮れるまで練習した。おとなしい集団では勝てない。来季は赤く熱い男たちが主役だ。緒方カープの2年目は、激しい1年になる。【池本泰尚】