正捕手ノルマは最低100試合-。阪神金本知憲監督(47)が課題である正捕手の条件について語った。来季構想は鳥谷、福留、ゴメス以外は白紙と宣言しているが、最大の懸念材料は捕手だ。捕手出身の今成を再挑戦させるなどしているが、今成が正捕手となる可能性はあるのか。新監督は持論を語った。

 「(今成の正捕手について)キャッチングとか良ければ。そんなにスローイングが良ければね、矢野にも提案するし。(正捕手は)出てるだけでは中途半端になる。年間50試合出てるくらいでは、他のキャッチャーも育たない。結局、中途半端になる。今成も、他のキャッチャーもね」

 今成に捕手の練習をさせている狙いの1つには、捕手を守れる選手がいれば、捕手のベンチ入り枠を1つ減らせる。その分、攻撃に厚みを持たせるなど幅が広がる。ただ、正捕手となれば、指揮官の中には最低ラインがあるという。

 「100試合以上任せられるキャッチャーなら、そら面白いと思う。判断するのは矢野だから。俺はキャッチャー、分からない」

 今季の阪神で最多出場した捕手は藤井で71試合。100試合以上マスクをかぶった虎捕手は、その藤井の13年111試合が最後。来季の候補としては3年目を迎える梅野を筆頭に、中堅の小宮山、清水らの他に、今季70試合出場したベテラン鶴岡も健在。扇の要に座るなら最低年間100試合。金本監督のハードルをクリアする捕手は出てくるか。来季を占う1つのカギとなりそうだ。