広島の新入団選手7人が7日、広島市内のホテルで新入団選手発表に臨んだ。ドラフト1位の岡田明丈投手(22=大商大)は壇上で、去就が未定の黒田博樹投手(40)にラブコール。黒田の投球に憧れてシュートの習得を目指すなど憧れは本物だ。将来的な目標でもあるメジャーの話も聞いてみたい。せんえつながら一緒に戦いたい!
生意気かもしれない。だが、ドラフト1位岡田は思いを抑えることが出来なかった。壇上で憧れの投手を聞かれると「黒田投手がすごいと思います」と即答。「メジャーも経験されている。もしよければ、そういった話を聞かせていただければと思います」と続けた。緊張からかフラッシュに額の汗が光る。そんな若武者から、精いっぱいの“ラブコール”だった。
決して無難に受け答えしたわけではない。黒田の投球はメジャー時代から「BS放送で見ていました」。魅力を問われ「投球術もそうですし、球も力強いボールを投げられている。見習いたい」とスラスラ。去就が未定なことなど百も承知で「ぜひ一緒にやらせていただきたい」と包み隠さぬ気持ちを明かした。
黒田化も進める。岡田は現在シュートの習得に励んでいる。理由は言うまでもない。「フロントドアとか、すごいボールです。自分も投げられたら幅が広がると思う」。ツーシームは断念したが、シュートで同じ軌道を求める。まさしく憧れの存在だ。聞きたいことは山ほどある。ルーキーの本気の懇願だった。
1年目から17番を背負い、首脳陣からの期待も大きい。緒方監督は最終決定は1月下旬としながらも「投手枠は広げている」と春季キャンプ1軍スタートをにおわせた。チーム事情もあり、中継ぎとしての適性にも興味を示した。岡田も「言われたところでどこでも投げる」と気合十分。プロの世界で戦う準備を進め、同時に黒田の“吉報”も待っている。【池本泰尚】



