2代目、いや虎では初代番長を襲名します。阪神ドラフト4位の横浜創学館・望月惇志投手(18)が3日、横浜市内の同校グラウンドで自主トレを公開した。キャッチボールや階段ダッシュなど約3時間、みっちり練習。プロでの目標に、ファンからニックネームを付けられるような活躍を掲げた。
アニキ、神様、火の玉、ミスタータイガース…。今ドラフトで唯一、高校から阪神に入団する右腕望月は、際立つ個性の象徴として、ファンからニックネームで呼ばれることを夢見た。母校グラウンドで自主トレを公開。代名詞のイメージは固まっている。
「そうですね。(番長という愛称を)付けていただいたら、それだけの選手なのかなと思う」
目指すは現役最年長投手となった42歳、DeNA三浦の愛称で知られる「番長」の襲名だ。望月が生まれる6年も前にプロ入りし、今季25年目を迎える三浦は「小さい頃にずっとテレビで見ていた選手ですし、地元のチームのエース的存在だった」と尊敬する投手の1人に名前を挙げる。
髪形は本家同様リーゼントにする予定はない。番長の前に付く形容詞はハマのではなく、トラのになってしまうが、それも関係ない。「そのぐらい呼ばれるような選手に将来なりたいなと思っています」と堂々と継承を宣言した。
通算172勝のうち46勝(31敗)を阪神戦で挙げ、トラキラーとしても知られる本家番長と、プロという同じステージに立つ。「そういう方と投げ合えることが出来たらいいと思う。いつかハマキラーと呼ばれるようになれたら」と24歳の年の差を超えた直接対戦まで熱望した。横浜生まれ横浜育ち。生粋のハマっ子右腕がトラの番長に成り上がる。
◆望月惇志(もちづき・あつし)1997年(平9)8月2日、横浜市生まれ。5歳で野球を始め、芹が谷小では東芹が谷ジュニアフェニックス、芹が谷中では横浜南ボーイズに所属。横浜創学館では2年春からベンチ入りも最高成績は県ベスト8。最速148キロの直球が武器の本格派右腕。188センチ、84キロ。右投げ右打ち。家族は両親と兄2人。



