いちご愛はオコエに負けない。楽天ドラフト2位吉持亮汰内野手(22=大商大)が7日、仙台市内の泉犬鷲寮で宮城・亘理郡亘理町から名産のいちごの贈呈を受けた。甘い大きな1粒をほおばると、ドラ1をけん制した。「オコエには負けてないですよ、絶対! 他の誰にもです!」。果汁のように愛があふれた。

 小学生から恋こがれた。コンビニに行けば選ぶのは、いちごオレ。お菓子でも選ぶのはいちご味。意識しなくてもいちごの文字に目が引き寄せられる。「牛乳を入れて、つぶして食べるのも好きです」と語り出したら止まらない。

 プロ野球選手にも必須アイテムだ。チームの食生活をサポートする株式会社明治の担当者は「いちごはビタミンが多くてすばらしい。食べやすく、ホテルのバイキングにも入れてもらっている。腱(けん)とか靱帯(じんたい)の材料にもなるのでケガ予防で、すごい大事です」と説明する。吉持の持ち味は50メートル5秒68の快足。走って傷んだ体を回復させ、ケガをしないためにも理想的な食べ物だ。

 亘理町のいちご生産量は東北随一。活躍次第では今後もうれしいプレゼントが届く可能性がある。「走って、活躍して、おいしいいちごを食べたい」とプロの世界で大きな実をつけると意気込んだ。【島根純】