日本ハムのドラフト1位上原健太投手(21=明大)が、レジェンドからプロ野球人生の2大テーマを授かった。12日、東京都内のホテルで行われた新人選手研修会に出席。昨季限りで現役引退した前中日の山本昌広氏(50)の講義から「時間の重要性」「ストライク先行のリズム」に感銘を受け、今後へのヒントをつかんだ。
球界のレジェンドの言葉に、夢中で聞き入った。黙々と、ペンを走らせ続けた。最後の講義に登場した山本氏の話しについて、上原は「自分のキーワードになることはメモしました。投球タイプは違うけど、偉大な選手。参考にするところは参考にしたい」と貪欲に生かそうと決めた。
「思ったより時間はない、というお話は身に染みました」。大ベテランが歩んできた道のりを一層、実感。目指す投手像のヒントもあった。最速143キロだった山本氏は、落差の大きいスクリューボールを武器に、巧みな投球術で白星を重ねた。上原は「(山本氏は)球速がなくても勝てる投手と証明された。まずはストライク先行がリズムにつながる。先発投手として重要になる」と自分なりに吸収した。
今日13日から新人合同自主トレ第2クールが始まる。上原は初のブルペン入りで、本格的な投球練習を解禁予定だ。【田中彩友美】



