阪神のキャンプ地沖縄・宜野座で29日、先乗り合同自主トレが始まった。
ド派手な1発でメンソーレ! 初の1軍キャンプスタートを決めた阪神横田慎太郎外野手(20)が先乗り合同自主トレの初日に「宜野座1号」をたたき込んだ。江越とともにフリー打撃の第1組に入り、その4スイング目だ。アーチストらしく高々と打ち上げ、やや逆風の状況で右翼フェンスを楽々越した。
横田 一番若いので、声だけは出していこう、と。しっかり自分のスイングをしようと思っていました。
初の1軍キャンプを前に堂々のデモンストレーション。左投手から1発、右投手からは4発。46スイングでこの日チーム最多の柵越え5本を放った。「最初は緊張しました。まだ緊張しています」。初々しい言葉とは裏腹にシートノックでは中堅、一塁で落ち着いたグラブさばき。上々の滑り出しを見せた。
186センチ、97キロ。オフに体重を3キロ増やし、迫力の肉体には金本監督もほれ込んでいる。「3年かかって3割10本にするよりも、5~6年かけて3割40本に」「糸井や柳田のようになってほしい」。指揮官の期待に全力で応えようと、沖縄上陸直後から自慢の飛距離を見せつけた。
今成 あれだけ振れるのはすごい。タイプは糸井さんとも柳田とも違う。横田は横田ですね。でも、ポテンシャル的には糸井さんに近いものがある。
1月にグアムでオリックス糸井、ソフトバンク柳田らと合同トレに励んだ今成の証言が、ワクワク感を高ぶらせる。「まだまだ(ミートする)確率が悪い」。20歳にして反省を忘れない姿勢があれば、糸井、柳田と続く超人伝説に名を連ねることも不可能ではない。【佐井陽介】



