阪神西岡剛内野手(31)が7日、16年初安打で二塁バトル制覇への意気込みを示した。1死一、三塁を想定した実戦形式のシート打撃。左打席に立ち、鶴の変化球を右前にはじき返した。仕上がり具合? 「まだまだです」。感触はいい? 「結果出てるだけです」。2打数1安打に素っ気ない二言だったが、表情は充実感が満ちていた。
昨年は5月に右肘故障で離脱し、シーズンの大半を棒に振った。2年連続故障に泣かされ、7200万円もの大幅ダウンを受け入れてサイン。今季に懸ける思いは半端ではない。「目標は首位打者です。(二塁の定位置を)競争していくという、自分が置かれている立場は分かっているつもりです。でも試合に出れば目標は首位打者。狙っていきます」。ハードな自主トレを積み、高い目標を設定してキャンプに臨んでいる。
気持ちは真っさらだ。その思いを示すように、今春のエルボーガードは白でレガースも白。昨年までの赤からマイカラーを一新している。二塁は打撃好調の大和と選手会長上本の3人で争う激戦区。「白・西岡」がそのシンボルであることは間違いない。
金本監督は「ノックでボールに入るまでのスピードはまだまだある」と復活ぶりに笑みをこぼした。「最後の最後までどうしようかというぐらい、3人とも順調にいってほしいね」。二塁バトル激化が、超変革の虎の象徴だ。
◆虎の二塁バトル 現時点でレギュラーは白紙。西岡、上本、大和の3人が中心の争いだ。昨季開幕三塁の西岡は痛めた右肘の影響もあり、二塁再挑戦の方向。実績面では群を抜く。上本は昨季チーム最多の103試合で二塁スタメン。大和は上本の故障離脱後に二塁を主戦場とし、抜群の守備力が光った。前日6日のシート打撃では2打席目に左前安打。上本はこの日のシート打撃で2安打をマークした。若手では北條の台頭が期待され、中堅組では坂や森越も健在。超激戦区となっている。



