ソフトバンクA組の紅白戦が16日始まり、本多と明石が二塁レギュラー争いでいきなり火花を散らした。ともに2番二塁で出場。攻守で存在をアピールした。
まずは本多だ。初回、右翼線二塁打で出塁すると、三盗を試み、松田の適時打でそのまま生還。3回にも俊足を生かして左中間に三塁打。本塁でのクロスプレーのルール変更を生かし、カニザレスの遊ゴロの間に生還した。守っても6回に内川の打球を好捕。走攻守で存在感を光らせた。
今季の打撃のテーマは直球をしっかり捉えること。昨年までは「打ちに行く瞬間にもう1回グリップを引いてしまい、振り遅れていた」。だが、この日の2安打はともに直球をはじき返したもの。「練習の継続がよかった。まだ100%ではないので、しっかり自分のものにしたい」と、声を弾ませた。
明石も負けていない。初回に岩崎から先制右越えソロ。守備でトンネルと一塁悪送球で2失策し「天国と地獄。本塁打はしっかり振れたが、エラーは(1失策だった)去年を(1日で)上回った。最悪」と猛省したが、プロ12年間で通算8本しか記録していない本塁打のインパクトは大きかった。
工藤監督は「競争はチームとして大歓迎。チーム内競争が自分たちのモチベーションを上げる」とニッコリ。本多、明石のほかにも川島、高田がレギュラーの座を狙っており、二塁手争いは今後さらに激化しそうだ。【福岡吉央】



