西武高橋光成投手(19)が開幕ローテ争いに生き残った。チーム初の対外試合となる韓国ロッテ戦に2番手で登板し、4イニングを4奪三振を含むパーフェクト投球。「前回が良くなくて結果にこだわったので、ホッとしました」と安堵(あんど)の表情をみせた。
先発した14日紅白戦では失策も絡み4回7失点。「試し試しのところがあって、自信も持てずに投げてしまった」と精神面を猛省した。この日は本来のダイナミックな投球をテーマに決め、最速は149キロ。落差のあるフォークとのコンビネーションも決まり、「腕も振れていましたし、これが自分のスタイルだなと実感がありました」と手応えをにじませた。
緊張感と義務感が、自分を見失わせていた。2年目で初参加のA班(1軍)キャンプ。岸、野上、菊池らと並んでのブルペンに「すごい投球を見て雰囲気にのまれていた部分もあった」という。そして昨季5勝からの成長に向け「相手も研究してくるし、去年と違ったものを、という思いもあった」と正直に明かした。
そんな意識を「体を大きく使う」原点回帰で振り払った。次回は27日のオリックス戦に登板予定。「150キロも出したいですし、1試合1試合アピールして開幕ローテに入りたい」と力強く誓った。【佐竹実】



