もやもやを吹き飛ばす1発になるかもしれない。オリックスT-岡田が巨人戦の4回、技ありのオープン戦1号3ランを放った。2死一、三塁で、高木勇の厳しい内角直球にスムーズにバットが出た。高い打球は右中間席へ着弾。「うまく体が反応してくれた。結果を出すことができて良かった」と笑顔が広がった。
ボグセビックやモレルら好調の外国人野手に比べて存在感が薄くなっていた。宮崎キャンプ中盤に1軍昇格したが、現状は開幕スタメンの当落線上といえる。福良監督はキャンプの総括で「若手がもう少しアピールして欲しかった」と、物足りなさを口にしていた。そんな中での一撃。俺を忘れるな! と言わんばかりの猛アピールだ。
指揮官も認めた。「うまいこと打った。ああいうことができるだけに、自信を持ってやってくれたら」。それでも「今日の1発だけではまだ…。もうちょっと見ないと」と開幕スタメン確約には至っていない。T-岡田は「状態は上がってきている。いい形で開幕を迎えたい」と誓った。今季の目標は35発、100打点のキャリアハイ。もっと打って、福良監督のハートを揺さぶる。【大池和幸】



