西武が“大阪桐蔭トリオ”&メヒアの1発攻勢で連敗を3で止めた。1点ビハインドの5回に森の5号2ランで逆転。続く中村の12号ソロで畳み掛け、7回の浅村の12号ソロでダメ押しした。4回にはメヒアが本塁打王争いトップの25号ソロ。昨年6月6日DeNA戦以来となる、主軸4人のアーチそろい踏みとなった。

 投げては先発バンヘッケンが4回持たずKOも、あとを受けた5投手が無失点リレー。流れを呼び込んだ。

 田辺徳雄監督(50)は「5回の3点が大きかった。森はフルカウントからエンドランのサインを出したけど、コンパクトに振れば飛ぶということを分かってくれたのでは。いい流れをつくってくれた」とたたえた。