西武フェリペ・ポーリーノ投手(32)が自滅で来日初勝利を自ら手放した。

 4回1/3を7四球の乱調。109球を要し、被安打3の3失点で降板した。黒星こそつかなかったが、初回の3点の援護を守れず、「ボールが先行し、四球を出しすぎた。何とか修正して長いイニングを投げたかったが、それが出来なかった」と唇をかみしめた。

 投球のリズムの悪さも響き、打線も中盤までの再三の好機で追加点を奪えずにサヨナラ負け。潮崎ヘッド兼投手コーチは、今後の先発起用について「内容が悪い。下(2軍)の投手と比較しながら判断する」とした。