ソフトバンク松田宣浩内野手(33)が8回に意地の1発を放ち、9回の逆転劇を呼び込んだ。2-4で迎えた8回2死から1点差に迫る左越えソロ。日本ハム宮西の甘く入った直球を見逃さず、左翼席中段まで運んだ。

 CSでの本塁打は11年以来、5年ぶり2本目。松田は「2点差だったので、何とか1点差にして9回を迎えたかった。打った瞬間入ると思った」と、ファイナルステージ初勝利を喜び「明日追いつくチャンスもある。とにかく明日、全力でいきたい」と、第3戦に向けて気持ちを切り替えた。