まだまだ老け込む年じゃない! 阪神福留孝介外野手(39)が尊敬する先輩から猛烈なハッパをかけられた。12日、岐阜県内で行われた中日OB山崎武司氏主催のチャリティーゴルフコンペに参加。プロ入り直後から福留が兄のように慕ってきた山崎氏は「あいつオリックスじゃないの? プロテクトから外れたんじゃなかったっけ?」と、ひとボケ挟みつつ、来季福留に期待する具体的な数字を口にした。

 山崎氏 ケガなくシーズンやれば(打率)3割くらいの数字を残してくれるんじゃないかな。やっぱり3割打って、100打点近い打点を挙げればタイガースの優勝も出てくる。これからは1年、1年が勝負。出来るだけ長くやってほしい。

 説得力は十分にある。45歳シーズンまで現役を続けた山崎氏は、09年楽天時代に41歳で107打点をマーク。不惑を迎えてからも本塁打を量産。主軸として若手を黙らせる成績を残した。

 鍛錬を積み、経験と技術が備わっていれば、肉体の衰えもカバーできる。福留も88年南海門田、08年阪神金本以来、史上3人目となる40代の打率3割&100打点も達成可能と力説した。この言葉に福留も奮い立った。

 福留 そういうのを1つの励みにしたい。少しでも先輩方に近づけるように頑張りたいね。

 コンペの表彰式では山崎氏から今季の日米通算2000安打、最年長サイクル安打達成を祝う花束を渡され、ガッチリと握手を交わした。壇上では「日本だけで2000安打を打てるように頑張ります」と、424本に迫った日本単独の2000安打にも意欲を見せた。不惑を迎えても進化できる。山崎氏の言葉を胸に、プロ19年目のシーズンに臨む。【桝井聡】

 ▼満40歳以上のシーズンに打率3割と100打点以上を達成したのは、プロ野球史上2人。88年門田博光(南海)3割1分1厘、125打点と、08年金本知憲(阪神)3割7厘、108打点でともに40歳シーズンで記録。なお福留自身は中日時代、満28歳の05年(3割2分8厘、103打点)、29歳の06年(3割5分1厘、104打点)に達成。