張本勲氏が29日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演、広島新井貴浩内野手が毎年行う「護摩行」についてコメントした。

 「これはねえ、良い悪いは言えないでしょう。昨年、新井は良かったからねえ。ただ良いのは声を出すから。腹から。それが私は良いと思いますよ。野球というよりも、ストレスがあったら歌を歌って直す人がいるじゃない。大声を出せばすっきりする人いるじゃないですか。その点は良いと思いますが、火傷するからね」。

 新井は昨年12月11日、後輩の堂林翔太内野手を連れ、鹿児島市の最福寺で13年連続となる護摩行に臨んだ。約2000本の護摩木によって燃えさかる炎の前で、最後まで大きな声で不動明王御真言を唱え続けた。

 この日ゲスト出演したソフトバンク松田宣浩内野手は「(護摩行は)やったことないんで。精神的に強くなると思う。野球は気持ちが大事だと思うんで。1回やってみようと思います」と話していた。