日本ハム田中賢介内野手(35)が劇的なサヨナラ打を放った。

 9回2死一、三塁で今季無敗の楽天松井裕から右前に運び、チームを今季初のサヨナラ勝利に導いた。お立ち台では「相当緊張しました。10連敗(を止めた)後の札幌ドームの試合だった。何が何でも勝たないといけなかった」と、この試合に懸けていた思いを明かした。

 サヨナラ直後には同僚からペットボトルの水を浴びせられビショビショに。「鍵谷を後でお仕置きします。あいつ、ブルペンで肩を作っていたはずなのに…」と、水をクリーンヒットさせた後輩をいじっていた。