試合中盤から乱打戦となるも、１点ビハインドの８回に西川の同点弾と新井の勝ち越し打で荒れた試合に終止符を打った。３連勝とした広島緒方孝市監督（４８）の談話は以下の通り。

　－打線が今日も投手を援護した。

　緒方監督　本当に粘り強い。何て言うか、すごい攻撃をしてくれる。頼もしい打線。まずはしっかり褒めたい。ただ、ちょっと攻撃の中での走塁や守備で荒いところはある。投手が先頭への四球を出したりしたことでこういう展開にしてしまったところもあるが、勝った試合の中でもしっかりしないといけない。

　－スタメンからベテラン、外国人を外した。

　緒方監督　１つの顔の打線では行こうと思っていない。２つ目の顔となる打線を作っていけば、シーズン通していい戦いができると思う。そういった意味で新井が最後にすごい一打を放ってくれた。頼もしい存在だね。

　－西川の同点弾も大きかった。

　緒方監督　打撃内容がものすごくいい。どんどん打席に立たせたい。試合に使ってみていたい選手。

　－若手が台頭している。

　緒方監督　今のうちにどんどん使っていけば、若い力を引き出してあげられる。投手に限らず野手も。チーム力が上がっていくと思う。

　－３連勝で２位阪神との３連戦。

　緒方監督　それはまた明日。１試合１試合、みんなで戦うだけ。