新星が先発ローテに殴り込みだ! 阪神ドラフト3位才木浩人投手(18)がみやざきフェニックス・リーグDeNA戦(西都)に初先発し、7回6安打2失点と好投した。最速150キロの直球を主体に7奪三振をマーク。今月末には矢野燿大2軍監督(48)が同リーグを視察し、初采配も振る予定。新任指揮官にも猛アピールし、来季の1軍ローテを狙う。
シーズン最後に輝いた18歳が、南国宮崎でも輝いた。才木が188センチの長身から投げ下ろした伸びのある直球に、DeNA打線のバットがクルクル回った。7奪三振すべてが空振り三振。4回には飛雄馬、山本と2本のタイムリーを浴びて2失点したが、5回以降は完全に立ち直った。最速150キロをたたき出し、先発として十分な7回2失点。たが、才木は126の球数に「7回なんで多すぎますね」と不満顔だ。
能力の高さは、誰もが認める。高卒1年目にもかかわらずシーズン終盤の10月に昇格。2試合に投げ、2回2/3を無失点と好投した。プロ初登板となった10月5日中日戦(甲子園)では、球団史上初となる高卒新人投手のホールドも記録した。
今月末には、就任が決まった矢野2軍監督が宮崎を訪れる。1年目のほとんどをファームで過ごした才木は今季、接点が少なかったが、「1軍で投げたときに、ありがたいお話をたくさんしていただいた」。感謝する新監督に、いきなりアピールする絶好の機会だ。
「今日は四球は2つでしたけど、ボール先行が多かった。すぐに直すことが出来るところじゃないけど、次の登板でも意識してやっていきたい」。今季は藤浪の不調やメッセンジャーのケガもあって、1軍は先発の駒不足に陥った。でも生きのいい18歳が、ここにいる。矢野2軍監督が、自信を持って1軍に送り込む第1号になれるか。猛アピールを重ね、来春の1軍切符を勝ち取りに行く。【桝井聡】



