巨人上原浩治投手(42)が7回から登板し、復帰後3戦目で初めて3者凡退に抑えた。

 先頭の楽天ウィーラーには全球スプリットで勝負。カウント3-1から123キロ外角へ落とし、三ゴロに仕留めるとリズムに乗る。続く銀次は2球で追い込み、最後は外角138キロ直球で左飛。最後はアマダーを126キロスプリットで二ゴロに1球で打ち取った。わずか9球で無安打無失点と結果を残した。

 試合後は「3試合投げさせてもらって、最初の2試合はどうしたらいいかいろいろ考えてジャイアンツ時代のビデオを見てフォームをいじった。時間が少ないですけど、始まれば結果が全て。いい結果を出したいです」と開幕に向けて昔のフォームに戻したことを明言。日本のマウンドに対応する投げ方を本拠地で試し、最終調整を終えた。