巨人山口俊投手(30)が移籍後最多130球の力投も白星につながらなかった。
慎重に立ち上がった。チーム5試合連続失点中の初回2死から3番筒香に右前打を打たれ、暴投も絡み二塁に走者を背負った。加えてコンタクトレンズ交換のアクシデントもあったが、4番ロペスを144キロの直球で三飛に打ち取り難を逃れた。
古巣DeNA打線に粘られた。4回まで2安打に抑えるも81球を要し、5回に倉本に先制適時打を打たれた。それでも2死一、二塁から3番筒香に対し、この日最速152キロの直球で初球を入ると、そこから3球連続直球勝負。左飛に切り、追加点は与えなかった。
100球を超えた6回以降も「ペース配分とかはない。今日は無理をしてでも行けるところまで行くつもりだった」と右腕を振った。7回2死で9番倉本から145キロの内角への直球で見逃し三振を奪うと力強くほえた。「先発として最低限の仕事はできたと思うけれど、先制点は反省したい。同点でマウンドを降りたかった」と好投にも気をゆるめず、表情を引き締めた。



