2位日本ハムが首位西武との3連戦を負け越した。

 前夜に続いて、終盤に逆転を許した。2点リードの7回。先発マルティネスが1点差に詰め寄られて降板。2番手の公文は1死満塁の場面で西武浅村に逆転グランドスラムを浴びた。

 打線は6回まで常に先行して4得点を奪ったが、終盤は西武中継ぎ陣に抑え込まれた。栗山監督は「結果的にやられている。これから勝ちきれるように」と、悔しさを押し殺した。

 逆転優勝へ、この3連戦でゲーム差を縮めたかったが、逆に1ゲーム広がって6・5差に。チームは5カード連続で勝ち越しがなく、調子を上げてきた昨季の王者・3位ソフトバンクには2・5差と迫られた。21日からは、そのソフトバンクと2、3位の攻防3連戦が控える。切り替えて、勝ちきっていくしかない。