DeNAは10日、G後藤武敏内野手(38)と加賀繁投手(33)が、今季限りで現役を引退することを発表した。

【後藤選手のコメント】2002年にライオンズに入団し、2012年からベイスターズの一員となりましたが、16年間たくさんの

ご声援をいただき、本当にありがとうございました。

チームがクライマックスシリーズを目指して必死に戦っている状況で、個人的なことをファンのみなさんに報告することになってしまい、申し訳ありません。体が思うように反応しなくなり、自分の納得いくバッティングができなくなったことが引退を決めた一番の理由です。まだできるという気持ちや、悔しさがないということは、やりきったということだと思います。

代打で出場した時、横浜スタジアムに響く鳥肌が立つような大歓声は、今も心に残っています。間違い

なくDeNAベイスターズの応援は、12球団No.1です。今まで本当にありがとうございました。

【加賀選手のコメント】現役生活はうれしかった思い出、楽しかった思い出よりも、けがをしてリハビリに取り組み苦しんだ事のほうが記憶に残っています。トレーナーさんをはじめ、多くの方に支えてもらい、ここまでプレーすることができました。

ファンの皆さまには、時には厳しいお言葉をいただきましたが、温かい声援を送ってもらったことで、自分の持っている力以上のものを試合で出すことができました。

9年間ありがとうございました。周りの方々に恵まれた幸せな野球人生を送らせてもらい、本当に感謝しています。

チームは今、クライマックスシリーズ進出に向け必死に戦っています。必ずやクライマックスシリーズに進出し、今年こそ日本一になると信じています。ベイスターズにはこれからの若い選手たちがたくさんいますので、引き続き、変わらぬ声援を届けてください!