ヤクルトの守護神石山泰稚投手(30)が、節目の30セーブを挙げた。

2-0で迎えた9回に、5番手として登板。中日高橋を直球で追い込み、最後は137キロのフォークで、3球三振に仕留めた。続く亀沢は右翼手上田の好守もあり、2球で右飛とした。続く代打藤井に右前打を許したが、最後は代打福田を捕邪飛に抑え、完封リレーを締めた。「しっかり打ち取っていこうと、走者をためないように、なんとか無失点で終われるようにと思っていました」と振り返った。

ヤクルトでは、15年のバーネット以来の30セーブ達成となった。日本人選手に限ると、05年の石井弘寿現投手コーチ以来、球団4人目の記録。それでも石山は「積み重ねてきた結果だと思う。チームが勝つために、やってきたことが、結果的にこうなっている。中継ぎがみんなしっかり抑えて、回してくれるおかげです」とチームメートに感謝していた。