6年連続Bクラスが確定した中日は1日、名古屋市内の球団事務所で、谷哲也内野手(33)、若松駿太投手(23)に戦力外通告を行った。

谷は鳴門工高、日立製作所をへて、07年大学・社会人ドラフト3巡目で入団。通算198試合に出場し、打率2割1分、2本塁打の成績を残した。「自分はやりきった感じなので、違う球団はありません。何をするか分からないが、野球に携われたら…」と現役を引退する考えだ。

若松は祐誠高から12年ドラフト7位で入団。15年に10勝を挙げたが、今季の1軍出場はなかった。「入団してから、1度もAクラスになれなかった。チームに貢献できず、悔しい。これが終わりじゃない」。現役を続行し、トライアウトを受ける方向だ。