巨人ドラフト5位の折尾愛真・松井義弥内野手(18)が17日、北九州市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金3500万円、年俸500万円(金額は推定)で背番号65に決まった。両親、恩師が見守る中、会見に臨み「松井といえば、松井秀喜さんの印象が大きい。それ以上に自分のことをイメージしてもらえるような選手になりたい」と大志を抱いた。

すでにゴジラの足跡をたどっていた。夏の甲子園期間中の宿舎(ほてるISAGO神戸)は、26年前の松井擁する星稜と同じだった。「松井さんのサインがあった。じっくりと眺めて頭に焼き付けました。すごく巡り合わせを感じました」と忘れられない思い出になった。191センチの長身で50メートル6・1秒と俊敏性も併せ持つ、身体能力が魅力。色紙に“ホームラン王”と記し「将来的には4番を打ってチームを日本一に導きたい」と言った。