西武ライオンズが「SAVE LIONS」! 西武は19日、絶滅危惧種であるライオンの保全を目的としたプロジェクト「SAVE LIONS~消えゆく野生のライオンを救うプロジェクト~」の開始を発表した。

野生ライオンの保全活動を続けている英国オックスフォード大の動物研究機関「WildCRU(ワイルドクルー)」と連携し、今季ホームゲームでのチーム本塁打1本ごとに、1万円を同機関に寄付するもの。

昨季本塁打王の山川穂高内野手(27)は「僕が1番打つ自信がある。僕のための企画だと思いました。僕らのホームランで1頭でも多くが救われて欲しい。(チームで)何百本も打って、何百頭も救っていきたい」と意欲的。本塁打量産で、球団の象徴となるライオンを救うことを誓った。

同大の調査によると、世界の野生ライオンの生息数は、アフリカに約2万頭、インドに約400頭。ここ20年で半減しており、100年前との比較では、2割程度にまで激減しているという。