左肩痛のため昨季1軍登板なしに終わったソフトバンク和田毅投手(38)が3日、319日ぶりとなる実戦マウンドに立った。

ウエスタン・リーグのオリックス戦(タマホームスタジアム筑後)に先発登板。1四球を与えたものの無安打無失点、2奪三振の投球。昨年5月の2軍戦以来の実戦となり、目標の1軍復帰へ大きく前進した。

ワインドアップから和田らしく小気味よく投げ込んだ。あっさり2球で2人を仕留めると、3番白崎はカウント2-2と追い込み124キロのチェンジアップで空振り三振に切った。直前の直球はファウルにされたものの、この日最速の140キロも計時。「2軍戦なので(本当の)開幕にはまだですが、2019年のスタートが切れた」。日米プロ通算17年目。昨年オフから慎重に慎重を重ねてきた復活プランが、ようやく花開いた。

2回は2死後に四球を与え二盗も許した。だが「セットも試すことができたし、よかったかな」。最後は変化球で右飛に打ち取り0封した。「肩の(不安の)ことを忘れて、腕が振れたのはうれしかった」。今後は球数とイニングを伸ばし、復活の1軍マウンドを目指す。【佐竹英治】