日本ハム平沼翔太内野手が先発起用に応えた。0-0の7回1死二塁の場面で、あと数十センチでプロ初本塁打という右翼フェンス最上部に直撃する先制適時二塁打を放った。

栗山監督は「思いきっていくよ」と苦手の辛島対策で大幅に打線を組み替えて臨んだ試合。9番三塁に抜てきされた4年目の若武者が先制点をもたらした。

◆平沼翔太(ひらぬま・しょうた)1997年(平9)8月16日生まれ、福井県福井市出身。小学6年から中学まで、元阪神の故小林繁さんが総監督を務めたオールスター福井に所属。敦賀気比では春夏3度の甲子園に出場。3年春には全5試合を1人で投げ抜いてチームを北陸勢初の優勝に導くなど、甲子園では通算10勝2敗。15年ドラフト4位で野手として日本ハムに入団。179センチ、78キロ。右投げ左打ち。