イースタン・リーグ西武戦(森林どり泉)で好投した楽天岸孝之投手(34)と由規投手(28)について、遠征先のZOZOマリンで報告を受けた平石洋介監督(39)が17日、笑顔を見せた。

左もも裏の違和感で2軍調整中の岸は、先発して7回83球を投げ2安打無失点、7三振。最速は147キロを記録した。平石監督は「今日はもともと球数はある程度いく予定だった。守備機会も問題なかったというし、2安打で7三振。内容は言うことないです。あとは映像を見て、登板後のコンディションを含めて(今後について)決めたい」と話した。

また8回から移籍後初登板を果たした由規は2回26球を投げて、1安打無失点、2三振。初セーブを記録した。こちらは最速151キロをマークし、直球の回転数も2535回転を記録した。平石監督は「由規の場合は球数を制限してますけど、まずはスタートを切れたことが良かった。彼の場合は体の問題があるので。(今後は)先発としてやっていくのが一番良いんじゃないかと、今のところ思っている」と話した。