右肘の違和感でファーム調整中の巨人ライアン・クック投手(31)が31日、川崎市のジャイアンツ球場で選手登録抹消後2度目のブルペン投球を行った。

屋外のブルペンで立った捕手へ15球程度投げ「感触はよかったよ」と手応えを口にした。

来日1年目の今季は開幕から守護神として8試合に登板。1敗6セーブを記録していた。だが、4月21日阪神戦での登板を最後に、右肘の違和感を訴え同23日に登録を抹消。調整中に左太もも裏を痛め、リハビリを行っていた。

5月29日に抹消後初のブルペン入り。中1日で再び投球を行い「今日の方が力強さを感じたよ。まだ万全でないことに間違いないが、肘や足に不安はない。これからはメカニックやフォームの部分で良くしていかないといけない。想定よりも少しでも期間を短くしていかないとね」と見据えた。