ソフトバンク和田毅投手(38)が5回途中で右足太ももを痛め途中降板した。

雨で試合開始が30分遅れ、霧雨が降る中でのマウンドで、4回まで無失点投球。5回も先頭ウィーラーを遊飛に打ち取り、続く堀内に3球目を投げた瞬間にマウンドで崩れ落ちた。右足太もも付近を気にしながらベンチへ戻ったが、続投不可能で高橋純に交代した。

和田は「右足の太もも裏に違和感を覚え、降板することになってしまった。チーム、中継ぎ陣に迷惑をかけ申し訳ない」とコメントした。

チームが今季初の5連敗中でのマウンド。「調子はあまりよくありませんでした。ただ、チーム状況があまりよくないことはわかっていたので、0点で抑えることだけを考えて投げた」と、チームのことを考えて「0」を並べていた。

左肩痛から6月に復帰し、先発の柱としてチームを支えていたベテラン左腕が離脱となると、ますます厳しい状況となりそうだ。