5月14日の日本ハム戦以来となる今季4度目の先発マウンドに上がった楽天釜田佳直投手(25)は、4回3安打無失点で降板した。

岸が体調不良で先発を回避し、巡ってきたチャンス。2回2死一、三塁のピンチをしのぐなど、3回までは球数を要しながら毎回の6三振を奪う投球。4回には下位打線への2四球などで2死満塁とし、無失点で切り抜けたものの、ここまで83球。0-0の5回から青山の救援を仰ぎ、4月21日以来の2勝目はならなかった。

「調子は悪くなかったです。立ち上がりの投球で追い込んでからの決め球が決めきれず、球数が多くなってしまいました。長いイニングを投げたかったので申し訳ないです」と振り返った。