西武が2日、来季から本拠地メットライフドームで導入する新シートを発表した。「メットライフドームエリアの改修計画」の一環として、内野、外周、バックネット裏の3エリアが生まれ変わる。

内野エリアでは、6席種(合計1万6548席)がクッション付きシートにリニューアル。さらに一塁側内野指定席上段に新席種「パノラマウッド4」が誕生する。定員4名のグループシートで、ウッドデッキとベンチが一体となったデザインで22ブロック(合計88席)新設される。

外周エリアでは「ステンレスカウンター」の立ち見席が誕生する。1人でも気軽に観戦できるカウンター付きで257席新設。3つ目のバックネット裏エリアでは3席種(合計1426席)新設される。キネット・ギャレイ社製シートを採用したラグジュアリーな空間を演出。ぜいたくに野球を楽しめる。

球団創設70周年を迎えた球団はすでに新練習場や選手寮、チームストアなどメットライフドーム周辺の施設を整備。充実した環境づくりを着々と進める。辻発彦監督監督は「老若男女問わずリラックスしてご観戦いただけるのではないかと期待しています。感動や熱狂の瞬間をぜひ、新しいシートで味わっていただき、これまで以上に大きな声援をいただけるとうれしいです。少し気は早いですが、新しいメットライフドームを楽しみにしていてください」とコメントした。