楽天は一瞬の判断が明暗を分けた。同点の7回2死満塁の守備。西武中村の三塁線への打球は、ファウルになるかギリギリの勢い。

フランク・ハーマン投手が捕球するも、どこにも投げられず勝ち越しの適時内野安打にした。8回1死二塁の攻撃では、茂木の左前打で走者田中が本塁を狙うも完璧な中継でタッチアウト。追いつけずに4位タイに転落した。平石監督は「(ハーマンは)本塁も一塁も投げられる打球じゃなかった。ジャッジミスだった」と振り返った。