ロッテ荻野貴司外野手(33)が史上77人目の通算200盗塁を達成した。

「気にしてないつもりだったが若干のプレッシャーはあった。決めれてよかったです」と胸をなで下ろした。

同点の7回先頭で打席に入り、四球で出塁。続く鈴木の打席で警戒した楽天ブセニッツに何度もけん制をもらいながらも、自己最多となる今季27盗塁目を成功させた。記録達成のアナウンスが流れると記念ボードを受け取り高々と掲げ、グラウンド1周360度に頭を下げた。

今季はプロ10年目で初のシーズン規定打席に到達。初の球宴に出場するなど、好成績を収めている。度重なるケガに悩まされながら、1年目から2桁盗塁を記録し続け、10年目の節目に大台達成。その記録にもおごることはなく「残り試合はまだあるので、1つでも多く決めたい。うれしいけどもっと先を目指さないといけない」と気を引き締めた。