巨人大塚淳弘球団副代表(60)が13日、都内の球団事務所で取材対応。この日、楽天からFA宣言した美馬学投手(33)と4度目の交渉を行い、その場に原辰徳監督(61)も同席したことを明かした。

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◆原監督の主なFA交渉 06年11月、小笠原道大内野手との初交渉に同席。最初の20分間を話す予定が約40分間かかり「今の巨人に最も必要」などと思いを伝えた。

11年には杉内俊哉投手に直接電話で「チームもジャイアンツファンも待っている。みんなでサポートする」とラブコール。昨年11月には丸佳浩外野手と都内で初交渉し「彼は18歳で広島に行き、そして家族もでき、子どもさんもできた。その中で東京に…もしそうなった時に不安は当然あるわけで、そういう話も出た。その中での話というのは、しっかりできたと思います」と苦悩をほぐしながら、共闘を呼び掛けた。