ソフトバンク栗原陵矢捕手(23)が3日、福岡市中央区のヤフオクドーム内の球団事務所で契約交渉に臨み、700万円から300万円アップの1000万円(金額は推定)で契約を更改した。

今季は第3の捕手としてベンチで控えることは多かったが、得意の打撃を生かして、指名打者として1試合、外野手としても4試合に先発出場も果たした。

会見で栗原は「打撃面を評価してもらって(年俸を)上げてもらいました。でも1年間通じて1軍でいられなかったので満足はしていない。出場機会を求めて外野手などでもチャレンジしますが、やっぱり捕手としてスタメン出場するために、もっと打撃を磨きたい」と来季への意気込みを話した。すでに中村晃とのトレーニングに取り組んでおり、来年1月まで一緒に自主トレを行うことも口にした。