松田宣浩「子どもに夢を」理事長就任で熱男魂届ける

ソフトバンク松田宣浩内野手(36)が「熱男魂」を日本全国の少年少女野球ファンに直接届ける。8日、北九州市内でトークショーに参加し「野球の普及のために野球に対する熱意を教えていきたい」と宣言。6日にプロ野球選手会の新理事長に就任した「熱男」が、任期の2年間に懸ける熱い思いを次々と語った。

「理事長をお願いされて、断る理由はなかった。プロ野球の最高峰にいる私が、子どもに夢を与えるのが仕事ですから」

野球人口が減り続けている現状打破も目的だ。「昔に比べたら、プロ野球選手と直接触れ合う機会が多くなった。特に小学生に対して野球での夢を感じてもらえる活動をしていきたい」。選手会総会ではひとり親家庭の子どもたちが野球をする際に金銭的に支援する取り組みを始めることを決めたばかり。さらに小学生を意識したプランを考え、競技の普及を図っていく。

そのためにも自身のグラウンドでの活躍も必要だと感じている。今年はプレミア12で世界一に貢献した。来年は東京五輪が控えている。トークショーでは「(登録24人中の)23人に頑張ってもらって、私に1枠声だし要員として入れてもらったらもっと頑張る」と笑いを誘う言い方をしたが「五輪にはぜひ出たいし、その準備はしたい」と真顔になった。

プレミア12決勝の韓国戦前に「必勝はちまき」を頭に巻いてベンチ前で声だしをした姿は記憶に新しい。「先日行った野球教室では、みんなが必勝はちまきをしてくれてました」。野球をする少年少女に夢を与えるためにも37歳となる来季にジャパン入りを狙う。イベントを「熱男ポーズ」で締めくくったベテランが、全国へ、そして世界へ熱い思いを発信する。【浦田由紀夫】

○…松田宣は約500人の北九州のファンに「リップサービス」で笑いを誘った。北九州では毎年数試合しかホームゲームがないことに「来年は火曜日から3連戦してもらうように頼みましょうか」と言うと拍手喝采。しかし「でも勝てないんです。北九州で。なので球団はダメというでしょうね」とやや自虐ネタで笑わせた。17年7月に勝った後3連敗中で、来年は2試合が予定されており「その代わり来年は是非、北九州で勝利とホームランと熱男ポーズとお立ち台を約束します!」と高らかに宣言した。

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  • トークショーの最後はファンと「熱男」コールを呼びかける松田宣浩(撮影・今浪浩三)