西武山田遥楓内野手(23)が来季は1度でも多く1軍で“獅子男”ポーズを披露する。

「彩の国後援会 野球教室」が8日、埼玉・岩槻川通公園野球場で開催され、山田は同僚の中塚駿太投手(24)愛斗外野手(22)牧野翔矢捕手(18)とともに参加。埼玉県内20チーム、108人の子供たちに内野守備や打撃を指導し「素直で何でも聞き入れてくれるので、すごくやりやすい。教えてちゃんとやってくれるのでうれしかったです」と笑顔を見せた。

選手がロングティーを披露する場面では、子供たちから山田に向かって「獅子男やって!」という大声援がとんだ。獅子男とは尊敬するソフトバンク松田宣が公認する“熱男”同様のパフォーマンス。この日はロングティーでどでかい一発を放って「獅子男~!」とはいかなかったが「(来季は)1軍でたくさん獅子男をやりたいですね」と誓った。

ここ2年で18試合に出場し打率1割3厘、1本塁打、2打点。「守備はある程度、守れるようになってきた。あとはどれだけ打てるか、どれだけ打率を残せるかで1軍に残れるかが決まってくる。チームは2連覇していますけど、なかなか1軍で活躍できていない状態なので、来年こそはチームの力になれればと思います」。獅子男は来季を飛躍の1年にするつもりだ。